長崎で開催された The 36th Annual Scientific Meeting of the Japan Epidemiological Association & The 3rd Joint Scientific Meeting with the IEA Western Pacific Region において、以下の演題で発表を行いました。
「高齢者における緊急入院と生活保護受給の関連:日本における横断研究」
本研究では、日本老年学的評価研究(JAGES)データを用いて、地域在住高齢者における生活保護受給と緊急入院との関連を検討しました。その結果、生活保護受給者は非受給者と比較して緊急入院を経験する可能性が高いことが示されました。また、健診受診の有無を考慮することでこの関連が弱まることが確認され、予防的医療へのアクセスが重要な役割を果たしている可能性が示唆されました。さらに、スティグマなどの非経済的要因が医療利用に影響している可能性についても議論しました。本研究は、生活保護受給高齢者に対する予防医療や継続的ケアの重要性を示唆する結果となりました。
